2019/07/02 13:26




酒粕は普段食べなれていない方のほうがほとんどかと思いますが、美容や健康によいだけではなく、旨みがたっぷり凝縮された昔ながらの日本の伝統食品。酒粕スイーツ“”Shucre Ribbon”を、使用している2年熟成酒粕とともにご紹介します。



大七酒造の2年熟成酒粕

Shucre Ribbonでは、15種類以上の酒粕を私が食べ比べて今の酒粕にほれ込み、大七酒造さんと提携をしております。

「現代の名工」や「ものづくり日本大賞」にも受賞されている、福島県二本松の歴史ある大七酒造。『山田錦』で醸し上げた生酛純米大吟醸酒の酒粕を、低温で長期間に渡りじっくりと熟成させた褐色のペーストタイプなのです。

芳醇な香り、自然な酵素の働きによる甘美な旨味、そして生酛造りならではのコクの深さと様々な微量栄養素の豊かさ。添加物は一切使用していません。この酒粕を焼き菓子やチョコレートに練りこむことで、なんとも言えない旨みのあるお菓子を作ることができるんです。




ShucreRibbonの酒粕スイーツ

よく目にする酒粕のお菓子は、グルテンフリーや砂糖不使用、ブラウンシュガーを使ったものなど、より健康嗜好のお菓子が多いですが、私が作るお菓子はしっかりグラニュー糖も小麦粉も使用しています。クッキーは卵不使用ですが、食感をサクサクさせるためあえていれておりません。酒粕の旨みを使って、お客様に健康的且つより美味しいお菓子を楽しんでいただきたいと考えております。



ブランドコンセプト

ShucreRibbonブランド名の由来は「酒(シュ)」+「朱紅(シュクレ)」+ 「Sucreries(仏語で甘いもの)」の造語。
和を取り入れてた、オトナの女性のための発酵スイーツブランドです。パッケージもくしゅくしゅリボンをつけて、女性らしさをイメージしています。

 



酒粕スイーツの種類

現在は酒粕クッキー(プレーン、ココア、抹茶)、酒粕のパウンドケーキ(ドライフルーツ、ショコラ)、生チョコレート(ダーク、ホワイト)を販売しています。ちょうどお中元の時期なので、赤色のお箱にいれて、ギフトとしてご注文もいただいております。

 

酒粕スイーツを作るきっかけ

酒粕スイーツを作り始めて5年程度経つのですが、最初にいただいたときは、何に使おうかとても迷う食材の1つでした、試しにシンプルなクッキーを作ったところ、地味な見た目なのに他のお菓子よりも常連のお客様が大喜び。思考錯誤して、今のブランドに至ります。酒粕スイーツを作ることで、日本酒作りの素晴らしさを知り、様々な酒蔵さんの日本酒もよく飲むようになりました。私のお菓子からでももちろん、日本の伝統的な食を、幅広い世代にもっと楽しんでいただきたいと思います。

 

ShucreRibbon

https://shucreribbon.kawaiishop.jp/